2025年にプログラミングが大学入試科目になるかも

みなさん、こんにちは。
埼玉県さいたま市にあるプログラミング教室「ロボ団北浦和校」です。

さて今回はタイトルにもあるプログラミングが大学入試科目化するかもしれない、というニュースです。

大学入学共通テストの再編案 「情報」新設へ 2025年から
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201021/k10012673231000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_002

この記事によると具体的には、「国語」「数学」「外国語」などに並ぶ出題教科として、プログラミングや情報通信ネットワークの活用などを学ぶ「情報」を新設するとしています。

2025年ということは今から5年後なのですがなかなか急スピードな印象ですね。
今年の4月に小学校でプログラミングが必修化されましたが、まだ様子見というか、学校によって、そして先生によって相当レベルに違いがありそうです。(たとえば今までプログラミング未経験の先生がトレーニングを積んだ先生と同じように教えることはなかなか難しいことは明らかです。それに生徒にどれだけパソコンや端末が配布されるのかもマチマチですしね。)

ただNHKや大手新聞で報道されるということは細かい内容の違いがあってもプログラミング、情報リテラシーなどの「情報」科目が大学入試の重要なキーを占めるようになるのは明らかです。国際的な競争に通用する人間を育てるという見方からすれば、従来の知の在り方やそれを規定してきた入試制度は改革の対象だからです。

必修化し入試科目になる以上は生徒たちはプログラミングと向き合わざるを得なくなります。
ですから問題は「やる・やらない」ではなく「いつ、どのように、やるのか」という問題に変わりつつあるということです。

以前の記事でプログラミング言語の習得には言語学習能力が関わっているという研究を紹介しました。

もしこの仮定が正しいとすれば、言語の習得は脳の可塑性、いわゆるアタマの柔らかさと関わりがあるので、言語獲得のための臨界期前に行ったほうがよい可能性があります。大人になってからいくら英語を頑張ってもLとRの発音を聞き分けるのがなかなか難しいように、プログラミングもまたある程度早い時期に経験しておいたほうがよいという推論はできます(もちろんあくまで推論ですのでそれがどれくらいの確からしさを持っているかは未知数ですが・・・)

中級レベルまではそうではありませんが、プログラミングを職業的なレベルまで高めていくにはやはり一定のセンスが必要というのも確かだと思います。野球やサッカーやピアノを楽しむことはできても全員がプロになるわけではないのと同じ理由ですね。しかも現実の仕事で用いられるプログラミング言語は英語ベースのものです。だとすれば小学校低学年からプログラミングを学ぶことは決して早すぎるわけではないのかもしれません。実際に諸外国では日本より一歩進んでいる状況なのですから――。

ただ日本の場合、英語×プログラミングと二重の意味で外国語を学ぶ形なのですがこのあたりのところを無視して議論が進んでしまうと、現実を無視したものになりかねないという懸念はあります。ですので今後の展開を見守るという感じですね。

それでは今日はこれまで。
次回にまたお会いしましょう。


体験会、実施中です!

JAXAや近鉄と共同開発した体験会もまだまだ実施しております!
体験会の詳しい内容はこちら

体験会チラシ(さいたま市のプログラミング教室ロボ団北浦和校)
ロボ団北浦和校体験会(近鉄)

ロボ団 北浦和校は北浦和駅から徒歩で約5分程度のところにあります。
京浜東北線の各駅にアクセスできる方や、大宮、さいたま新都心、与野、浦和付近にいらっしゃる方は比較的、簡単にお越しいただけるかと思います。

ロボ団北浦和 付近のマップはこちらから

体験会のお申込みはこちらクリック
以下のQRコードからもお申込みできます

体験会申し込みリンクQRコード(ロボ団北浦和校)

お問合せはこちらをクリック