プログラミングがマスターできるかどうかは外国語の習得能力に比例する模様?
みなさん、こんにちは。
埼玉県さいたま市にあるプログラミング教室「ロボ団北浦和校」です。
さて今回はどういったタイプの人がプログラミングを習得しやすいのかという研究の紹介です。
この元ネタはネイチャーという有名科学雑誌の論文なのですが、それによるとプログラミングをマスターしやすいのは、外国語の学習能力が高い人がその傾向があるとのことです。(なお最初に見かけたサイトですと言語能力(表現力)と書かれていましたが、どうも原文を見ると誤訳のような気がします。)
それで話を戻すと、この実験ではPythonという言語の学習に対して、どういう人がより習得しやすかったかを調べたようです。
結果としては前述の
・言語学習能力(MLAT:言語習得適性、いわゆる外国語の学習能力)
・計算能力(Numeracy:いわゆる数学力、計算能力)
・流動性知能(Fluid Reasoning:未知の状況や、いままで経験したことがない事態に遭遇しても、柔軟に適応したり対応したりできる能力。推理力、思考力、暗記力、計算力、集中力など。いわゆる地頭。)
が高いほとプログラミング言語の習得の度合いが高かったそうです。
計算能力や流動性知能が高いほどプログラミングが習得しやすいのはなんとなくイメージできるかと思います。
結局、プログラミングというのは、何らかの課題を、コンピュータが処理できるように、細かく細かく細かく……とひたすら細分化して、それを適切な順序ややり方に変換してあげることが基本の一つですからね。
さて今回の研究で明らかになったのは意外にも文系的な外国語に対する学習能力もプログラミングの習得にかかわっているということでした。こうしたことは昔から言われていたことではありますが、改めて今回の研究で、国語力や英語力が数学力と並んでプログラミング習得には重要であるということが支持された形なのだと感じます。
ということは、英語など外国語が得意な人は実はプログラミング習得のポテンシャルを秘めているのかもしれませんね。ロボ団に限らずプログラミング教室は今、男子生徒が多いと思うのですが、英語や英会話に興味がある女の子は意外とプログラミングでも才能を見せてくれるかもしれませんね。結局、プログラム言語と言っても言葉であることには何ら変わりがないのですから――。
それでは今日はこれまで。
また次回にお会いしましょう。
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